神戸市関連|住宅外壁塗装の塗料の厚塗りは効果的?適切な塗膜厚の重要性 

 

住宅塗装において、塗料を厚く塗ることは一見するとメリットが多いように思えます。確かに、厚塗りには塗膜が厚くなることで、経年による色褪せや退色に対する耐性が向上するという利点があります。これは特に、日光や風雨にさらされる外壁などでは重要な要素です。ただし、厚塗りによる効果は色や光沢に限定されており、それ以外の耐久性や持続性への影響は少ない点に注意が必要です。

 

一方で、塗料を厚く塗りすぎると、いくつかのデメリットも生じます。塗膜が規定以上に厚くなると、振動や気温の変化などによって、塗膜にひび割れが発生しやすくなります。さらに、厚塗りによって塗料が”だれ”を起こす事もあり、光沢が不均一になる可能性があります。また、乾燥が不十分な場合には、塗装の仕上がりが悪くなることも考えられます。反対に、塗膜が薄すぎても同様の問題が発生し得るため、適切な厚さを保つことが重要です。

 

特に注意が必要なのは、無機物質が含まれた塗料です。これらの塗料は厚塗りすると、ひび割れのリスクが高まります。最近の無機塗料の多くは、メーカーによって2回塗りが推奨されており、従来の塗料に比べて薄い塗膜で仕上げることが求められるケースが増えています。

 

結論として、塗料の厚みは単に増やせば良いというものではなく、それぞれの塗料の特性やメーカーの指示に従って、適切な厚さで塗装を行うことが、長持ちする美しい仕上がりを保つための鍵となります。塗料の厚みがあればいい工事だとは思わず、住宅塗装を検討する際には、惑わされずしっかりと考慮することが大切です。

 

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