外壁塗装やリフォームで検索すると、「助成金・補助金が貰えます」「はるかに安い」「大損」「助成金が貰えます」という文言をよく目にします。

しかしながら、補助金の有無にかかわらずリフォームを受注することを目的としており、「補助金があるかもしれない」と思って問い合わせが来ることが目的としている場合が多く、このような集客スタイルの業者がいる一方で、中には詐欺まがいの業者も潜んでいる可能性があります。そのため、お店選びには注意が必要です。

実際に、外壁塗装においては、助成金が出ることはありますが、市や区によって基準が大きく異なります。環境保護政策への加担度や遮熱塗料の使用、規模や金額など、条件は様々で全ての人がもらえるものではありません。

助成金を狙う場合、市町村の制度を利用することになりますが、これらの制度は補助金額が非常に少なく、予算も限られており、申し込み期間も限られていることが多いのです。そのため、営業トークで簡単に使えるように語るのは悪徳業者の手口です。

外壁塗装や屋根修理の営業で、「助成金が利用できるかも」というトークで入ってきて、最終的には「助成金は適用できなかったですね~」と言われてしまうというパターンがよく見られます。しかし、実際には割高な工事を押し付ける狙いがあります。

もし「助成金で安くなりますよ」「助成金が使えるからウチで工事をさせてください」というトークで業者が接触してきた場合や、助成金をメインに打ち出しているチラシやホームページもその業者には警戒が必要です。